腰痛や肩こりに悩む方に多く利用されている高反発マットレスの中でも、口コミなどでの評価が高いモットンと雲のやすらぎプレミアムの2つを比較してみました。
ここでは特に6つの項目に着目して、モットンと雲のやすらぎの違いを比較しています。モットンと雲のやすらぎのどちらを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
モットンと雲のやすらぎを6つの項目で比較調査!おすすめはどっち?
それでは早速モットンと雲のやすらぎプレミアムを比較していきましょう。まずは、それぞれの特徴を比較表にして簡単にまとめてみました。
商品名 | モットン | 雲のやすらぎ |
販売元 | 株式会社グリボー | 株式会社イッティ |
価格 | シングル:39,800円 セミダブル:49,800円 ダブル:59,800円 |
シングル:44,800円 セミダブル:56,800円 ダブル:68,800円 |
タイプ | マットレス | マットレス 三つ折りマットレス 敷布団 |
サイズ(約) | シングル:幅97cm×長さ195cm×厚さ10cm セミダブル:幅120cm×長さ195cm×厚さ10cm ダブル:幅140cm×長さ195cm×厚さ10cm |
※マットレス・敷布団 シングル:幅100cm×長さ200cm×厚さ17cm セミダブル:幅120cm×長さ200cm×厚さ17cm ダブル:幅140cm×長さ200cm×厚さ17cm※三つ折りマットレス シングル:幅97cm×長さ198cm×厚さ13cm セミダブル:幅120cm×長さ198cm×厚さ13cm ダブル:幅140cm×長さ198cm×厚さ13cm |
重さ(約) | シングル:7.5kg セミダブル:9.0kg ダブル:10.7kg |
シングル:6.0kg セミダブル:7.2kg ダブル:8.4kg |
構造 | 1層構造 | 5層構造 |
素材 | ウレタン | ウレタン 羊毛 ポリエステル |
硬さ | ソフト:140N レギュラー:170N ハード:280N |
150N |
密度 | 31D | 35D(高反発ウレタンフォーム部) |
復元率 | 96% | 99.9%(高反発ウレタンフォーム部) |
保証 | 全額返金保証 (90日経過後14日間) 硬さ交換サービス サイズ交換サービス |
全額返金保証 (100日経過後15日間) |
ここからは以下の6つの項目別にモットンと雲のやすらぎプレミアムを比較分析していきます。
- 寝心地
- 硬さ
- 耐久性
- 値段・返金保証
- お手入れのしやすさ
- 口コミ・評判
1.モットンと雲のやすらぎを寝心地で比較
モットン | 雲のやすらぎプレミアム |
硬めの寝心地 反発力が強く寝返りしやすい 腰への負担が少ない 横向きだと肩部分が沈み込みにくい |
沈み込むような柔らかい寝心地 横向きに寝る時に快適 羊毛の保温効果で腰を暖める 寝返りはややうちにくい |
まずはモットンと雲のやすらぎプレミアムを寝心地で比較してみました。モットンは反発力を強く感じる硬めの寝心地で、雲のやすらぎの方は反発力はありつつも、どちらかといえば沈み込むような柔らかな寝心地です。
モットンと雲のやすらぎはどちらも体圧分散性に優れた高反発マットレスです。モットンの方は高反発ウレタン1枚にカバーを付けたシンプルな構造で、それだけに寝転がった時に姿勢を強力にサポートしてくれます。特に腰への負担が気になる方にはおすすめです。また、より反発力が直接的にはたらくモットンは、雲のやすらぎよりも寝返りはうちやすいでしょう。
一方で雲のやすらぎは高反発ウレタンを凹凸プロファイルマットや羊毛で挟み込んだ5層構造で、体が沈み込みふんわりと包み込まれるような寝心地が特徴です。横向きに寝ることが多い方は、モットンよりも快適に眠れるでしょう。羊毛による保温効果も期待できるため、腰を冷やしたくない方にもおすすめです。
モットンの厚みは10cmと一見薄そうにも見えますが、反発力が強いので底づき感はありません。雲のやすらぎの厚みは三つ折りタイプで13cm、それ以外は17cmと大ボリュームです。
寝心地に関してモットンと雲のやすらぎを比較すると、モットンの方は硬めで寝返りがうちやすく腰への負担が少なく済み、雲のやすらぎは柔らかい寝心地で横向きの姿勢でも快適な睡眠姿勢を維持できます。
2.モットンと雲のやすらぎを硬さで比較
次にモットンと雲のやすらぎプレミアムを硬さで比較してみます。モットンは体重に合わせて3種類の硬さを選べますが、雲のやすらぎは1種類のみでの展開となっている点が異なります。
モットンは140N、170N、280Nの3タイプから、自分の体重に合わせて硬さを選ぶことができます。一方、雲のやすらぎは150Nで固定となっています。折角の高反発マットレスも、自分の体とマットレスの硬さが合っていなければ、体圧分散性を十分に発揮することができません。ちなみに体重と硬さの目安は以下の通りです。
- ソフト:140N ⇒ 体重45kg以下
- レギュラー:170N ⇒ 体重45kg~80kg
- ハード:280N ⇒ 体重80kg以上
ウレタン一層構造のモットンとは違い、雲のやすらぎは5層構造で厚みもあるため、ある程度の体重をカバーできますが、やはりモットンの方が幅広い体格をサポートしていると言えます。自分の体重に合った硬さを選ぶことを重視する場合、モットンに軍配が上がります。
モットンの硬さやその選び方に関しては以下の記事でも解説しているので、興味のある方はあわせてご確認ください。
>>モットンの硬さは3種類から選択可能!ソフト・レギュラー・ハードの選び方を解説!
3.モットンと雲のやすらぎを耐久性で比較
モットンと雲のやすらぎを耐久性でも比較してみました。マットレスの耐久性は主に密度と復元率で比較され、モットンと雲の安らぎの密度と復元率は、公式サイトによれば以下のようになっています。
商品名 | モットン | 雲のやすらぎプレミアム |
密度 | 31D | 35D |
復元率 | 96% | 99.9% |
密度が高いと底づき感がなくヘタれにくくなり、復元率が高いと繰り返し使用しても厚さが減少しにくくなります。この数字を見ると雲のやすらぎの方が耐久性が高そうに見えますが、これは5層構造の中央の高反発ウレタン部分のみの数値です。
雲のやすらぎは高反発ウレタン以外の部分がヘタれやすいので、状態をキープしやすいのはモットンの方でしょう。ただし、多少表面がヘタれて薄くなっても雲のやすらぎの使用感はあまり変わらないという声もあります。
4.モットンと雲のやすらぎを値段・返金保証で比較
モットンと雲のやすらぎプレミアムは値段や返金保証・交換サービスに差があります。具体的には以下のような違いがあります。
商品名 | モットン | 雲のやすらぎプレミアム |
価格 | シングル:39,800円 セミダブル:49,800円 ダブル:59,800円 |
シングル:44,800円 セミダブル:56,800円 ダブル:68,800円 |
返金保証期間 | 90日経過後14日間 | 100日経過後15日間 |
硬さ交換 | ◎ | × |
サイズ交換 | ◎ | × |
これらを見ての通り、モットンと雲のやすらぎプレミアムの価格を比較すると雲のやすらぎプレミアムの方が高くなっています。
ただ、雲のやすらぎに関しては、クーポンや割引キャンペーンがよく開催されているため、お得に購入できるチャンスは多いです。
モットンと雲のやすらぎプレミアムの値段については以下の記事でも紹介しています。より詳しく知りたい方はこちらも読んでみてくださいね。
⇒ モットンの値段を徹底比較!他社やAmazon・楽天・公式の価格も確認!
▶雲のやすらぎプレミアムの値段を紹介!
⇒ 雲のやすらぎプレミアムの値段を比較!店舗・取扱店の有無や各通販の違いを解説!
モットンも雲のやすらぎも返金保証が付いていますが、雲のやすらぎの方が合計11日間長くなっています。注意点としては90日もしくは100日経過しないと返品できない点です。購入後、一定期間が経過してから、保証期間以内に申し込むことで返品するという仕組みなので、万が一の際は気を付けましょう。
保証に関してもう一つ見逃せないのが、交換サービスです。モットンは返金保証期間内であれば、硬さやサイズを交換することができるので、実際に使ってみてサイズや硬さが体に合わなかった場合でも安心です。ただし、配送料が自己負担となる点には注意しましょう。
値段や保証に関してモットンと雲のやすらぎを比較すると、硬さやサイズの交換サービスに魅力を感じるならモットン、キャンペーンなどで安く手に入る可能性があり、保証期間が長いのは雲のやすらぎとなります。
以下の記事ではモットンと雲のやすらぎプレミアムの返品方法や注意点について解説しています。
⇒ モットンの返品・交換方法や注意点を解説!電話での返却・返金は基本的にはNG!
▶雲のやすらぎプレミアムの返品方法や注意点を解説!
⇒ 雲のやすらぎの返品方法を5つの手順で解説!返金の注意点や返品できないケースも紹介!
5.モットンと雲のやすらぎをお手入れのしやすさで比較
マットレスの寿命を長持ちさせるなら、適切なお手入れが大切です。そこでモットンと雲のやすらぎプレミアムをお手入れのしやすさでも比較してみます。雲のやすらぎは通常のマットレスの他、三つ折りマットレスや敷布団タイプもあるので、それについても触れていきます。
モットンと雲のやすらぎのマットレスタイプは、どちらも風通しの良い場所で陰干しすることが推奨されています。雲のやすらぎに比べて、モットンはやや重いので人によっては持ち運びに苦労するかもしれません。ただ、モットンはウレタンのみなので、ダニが寄り付きにくいというメリットがあります。雲のやすらぎは羊毛などの層があるため、若干ダニが発生しやすく、よりお手入れの重要性が高いです。
モットンはウレタンフォーム1層構造なので折りたたみは簡単ですが、雲のやすらぎの通常のマットレスはかなりボリュームがあるため折りたたむのは少し大変です。雲のやすらぎを折りたたんで使いたい方は、三つ折りマットレスタイプか敷布団タイプを選びましょう。敷布団タイプの雲のやすらぎは天日干しもできて便利です。
まとめると、構造上ダニやカビが発生しにくくお手入れが楽なのはモットン、雲のやすらぎの三つ折りタイプなら収納や持ち運びがしやすく、敷布団タイプは天日干し可能という違いがあります。
6.モットンと雲のやすらぎを口コミで比較
モットンと雲のやすらぎプレミアムを口コミ評価でも比較してみました。主にX(旧Twitter)やInstagramといったSNSから紹介しています。
モットンの口コミ・評判
ようやく帰ってきましたー!12時からずっと外にいてさすがにお疲れ気味。腰痛い😣
夫さんが朝モットンのマットを立てかけて干してくれたので、裏返して横になってみたら、腰にちゃんとフィットして支えてくれる!
いつも同じ所同じ姿勢で寝ると凹んできて、腰が痛くて眠れなかったのかもしれないなー— なお@脳卒中で片麻痺になったひと。 (@buchi_koiaka) August 18, 2023
モットン(マットと枕)めちょ寝心地良い
お金かけてよかったものの1つやな— シブタク (@takusibu11) December 11, 2021
モットンの口コミでの評判を見ると、全体的に好意的な意見が目立ちます。特に腰や肩が痛いという方から注目を集めているようです。
また、一部には購入直後はウレタンのニオイが気になったという声もあります。その場合でも風通しの良い場所で一度干したり、しばらく使っている内に改善するので安心しましょう。

雲のやすらぎプレミアムの口コミ・評判
部屋の模様替えで疲れた身体に雲のやすらぎプレミアム気持ち良すぎるよお〜〜🥹
— 鮎み(塩焼) (@ayuranai) December 4, 2023
雲のやすらぎを購入。
今使っているのも雲のやすらぎだけど、
流石に5年は使い過ぎた感じ。— 猫まんじやー (@p3nTmRPBwRUFozI) November 23, 2023
新しいマットレス…フカフカで起きられない…良…雲のやすらぎプレミアム。
— ちよ (@nemu____ui) November 4, 2023
雲のやすらぎプレミアムの口コミでの評判も、総じて好意的な意見が多いです。こちらは沈み込むようなフィット感が気持ち良いという評価が目立ちます。選んだタイプによっては厚みがあって収納しにくいという声もありますが、収納や持ち運びに便利な三つ折りタイプも販売されています。

モットンと雲のやすらぎそれぞれどちらがおすすめか?
ここまでの比較結果をもとに、モットンと雲のやすらぎプレミアムのどちらがおすすめなのかを解説します。どちらを購入するか検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
モットンがおすすめな人
モットンは高反発マットレスの特性を十分に活かしているのが特徴。寝心地はやや硬めにはなりますが、その分反発力が強いので少ない力で自然に寝返りができます。体圧を分散しながら睡眠姿勢をしっかり支えてくれるので、腰や肩に不安がある方から高い評価を受けています。
体重に合わせて3種類の硬さを選べる上、返金保証期間内なら交換してもらうことも可能。自分に合った硬さを選びたいけれど、どの硬さが良いのかよく分からない方でも安心です。
モットンは腰痛や肩こり対策で高反発マットレスをお探しの方にぴったりな商品です。
雲のやすらぎがおすすめな人
雲のやすらぎプレミアムは高反発マットレスでありながら、ふかふかの柔らかい寝心地が特徴です。中央部の高反発ウレタンが寝返りをサポートしつつ、凹凸プロファイルマットが体圧を分散して優しく受け止めます。特に横向きに寝ることが多い方にはおすすめです。
マットレス、三つ折りマットレス、敷布団の3タイプから選択できるのも魅力的。ベッド派はマットレス、和室派は敷布団、折りたたんで収納したい方は三つ折りマットレスとライフスタイルに合わせて選択できます。また、返金保証期間が長めなので、よりしっかりとお試しできるのも安心感があります。
雲のやすらぎプレミアムは腰痛や肩こりに悩んでいるけれど、柔らかい寝心地が好みの方におすすめです。
モットンと雲のやすらぎプレミアムの比較記事一覧
当サイトではモットンや雲のやすらぎプレミアム以外にも様々なマットレスを比較しています。
ここではその中からモットンか雲のやすらぎプレミアムと、他のマットレスを比較している記事を紹介しています。
モットンの比較記事

モットンと価格帯やコンセプトも近いグースリーマットレスを10項目で比較して、どっちがおすすめなのか紹介しています。
価格の安さや収納のしやすさを重視する人にはグースリーマットレスの方がおすすめです。

モットンと人気のポケットコイルマットレス「NELL」を11項目で比較しています。
ネルマットレスの方がモットンよりもお試し期間が長く、品質保証も10年間付属するという利点があります。

モットンとAmazonなどで人気の高反発マットレス「エイプマンパッド」を11項目で比較しています。
エイプマンパッドは丸ごと水洗いすることが可能なので、より清潔に使いたい方におすすめです。

モットンとムアツマットレス各種の違いを10項目で比較しています。
特に20年ムアツシリーズは耐久性が高く、気に入ったマットレスを長く使い続けたい方は注目です。

モットンとエマ・スリープ(エマ・マットレス)の違いを10項目で比較しています。
エマスリープにも10年間の耐久保証が付くため、へたりが心配な方はチェックしてみましょう。

モットンと口コミでも人気の高いコアラマットレスの違いを11項目で比較しています。
クイーンサイズやキングサイズが用意されていることと、10年間の品質保証が付くことがモットンとの大きな違いです。

トゥルースリーパーのマットレスの中でもモットンと機能が近い「エアフリー」との違いを10項目で比較しています。
値段が安い方を選びたい方やクイーンサイズを購入する予定ならトゥルースリーパー エアフリーの方が良いでしょう。

モットンと布団の老舗西川が販売するエアー01の違いを11項目で比較しています。
通気性に優れたウレタンマットレスをお探しの方は西川エアー01は要チェックです。

モットンと世界中に愛用者のいるエムリリー優反発マットレスの違いを10項目で比較しています。
モットンは硬さを選ぶことができますが、エムリリー優反発マットレスは用途に合わせて厚さを選ぶことができるのが特徴です。

モットンとニトリ Nスリープのハードシリーズの違いを9項目で比較しています。
ニトリのNスリープは30年間も品質保証があるので、万が一へたってしまっても安心です。

モットンとマニフレックスのスタンダードなマットレス「モデル246」の違いを11項目で比較しています。
マニフレックス モデル246はシングルサイズよりも幅の狭いセミシングルサイズが選択可能です。

モットンとマニフレックスの三つ折りマットレス「メッシュウィング」の違いを12項目で比較しています。
マニフレックスのメッシュウィングはメッシュの側地で通気性に優れ、三つ折りにできるので収納や移動の際に便利です。
雲のやすらぎプレミアムの比較記事

雲のやすらぎプレミアムと世界中に愛用者のいるエムリリー優反発マットレスの違いを11項目で比較しています。
雲のやすらぎプレミアムの寝返りについて心配のある方は、エムリリー優反発マットレスも確認しても良いでしょう。

雲のやすらぎプレミアムとニトリ Nスリープシリーズの「H1-02CR」との違いを10項目で比較しています。
寝返りのしやすさや耐用年数を重視するなら、ニトリ Nスリープもあわせて確認するメリットはあります。

雲のやすらぎプレミアムとトゥルースリーパーのマットレスの中でも近い価格帯の高反発マットレス「エアフリー」の違いを10項目で比較しています。
弾力のある寝心地や寝返りのしやすさを重視する人は、こちらもチェックしてみると良いでしょう。

雲のやすらぎプレミアムとテレビCMなどでも話題のポケットコイルマットレス「NELL」の違いを10項目で比較しています。
ポケットコイルマットレスは寿命の長さも利点で、そうした意味でもネルマットレスは注目です。

雲のやすらぎプレミアムとコアラマットレスの違いを12項目で比較しています。
コアラマットレスの中にはマットレスの上層部を入れ替えることで硬さを調節する機能のついたモデルもあります。