日本ではレティシアンが輸入・販売しているモグワンとカナガンはどちらも人気の高いドッグフードです。同じ会社が販売している2種類のドッグフードにはどのような違いがあるのでしょうか。
ここではモグワンとカナガンの違いについて、以下の5つの項目で比較しています。
- 主原料
- 保証成分値
- 価格
- 開発者
- 取扱国
モグワンとカナガンのどっちがおすすめなのかについても解説しているので、どちらを購入するか迷っている方は是非参考にしてみてください。
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モグワンとカナガンはどっちがおすすめ?5つの項目で比較!
モグワンとカナガンの違いを簡単にまとめたのが以下の表です。
モグワン | カナガン チキン | カナガン サーモン | |
---|---|---|---|
主原料 | チキン・サーモン | チキン生肉・乾燥チキン | 生サーモン・乾燥サーモン・乾燥ニシンなど |
保証成分値 | 全体バランスが良い | タンパク質・脂質が多め オメガ6脂肪酸が多め |
タンパク質が多め オメガ3脂肪酸が多め |
価格 | 5,038円 | 5,038円 | 5,038円 |
内容量 | 1.8kg | 2.0kg | 2.0kg |
100gあたりの価格 | 約280円 | 約252円 | 約252円 |
開発者 | 日本の企業とカナガンスタッフの共同開発 | カナガン | カナガン |
取扱国 | 日本・香港・韓国・インドネシア (2020年7月現在) |
45 カ国で展開 (2022年9月現在) |
45 カ国で展開 (2022年9月現在) |
ここからはモグワンとカナガンの違いについて1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.モグワンとカナガンの主原料を比較
モグワン | カナガン チキン | カナガン サーモン | |
---|---|---|---|
動物性原料 | チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%) | チキン生肉26%、乾燥チキン25%、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2% | 生サーモン26%、乾燥サーモン10%、乾燥ニシン8%、乾燥白身魚5.5%、サーモンオイル5%、生マス4%、サーモンストック1.5% |
モグワンとカナガンでは主に使われている原材料に違いがあります。モグワンはチキンとサーモンをバランス良く配合されているのに対して、カナガンドッグフードはチキンメインのタイプとサーモンメインのタイプの2種類で展開されています。
モグワンやカナガンに使用されているチキン生肉や生サーモンは、ヒューマングレードのものが使用されていることからも、安全性に十分配慮していることが分かりますね。
動物性原料の割合自体はモグワンもカナガンも大きな差はありません。好き嫌いの少ないワンちゃんならモグワン、お肉かお魚が特に好きなワンちゃんにはカナガンという選び方もできるでしょう。何よりもワンちゃんの好みや体質に合ったご飯をあげるのが大切です。
- モグワンはチキンとサーモンをバランス良く配合
- カナガンはチキンメインとサーモンメインの2タイプ
2.モグワンとカナガンの保証成分値を比較
モグワン | カナガン チキン | カナガン サーモン | |
---|---|---|---|
タンパク質 | 27%以上 | 29%以上 | 30%以上 |
脂質 | 10%以上 | 15%以上 | 12%以上 |
粗繊維 | 4.75%以下 | 5.25%以下 | 4.75%以下 |
灰分 | 9.5%以下 | 11.25%以下 | 10.2%以下 |
水分 | 9%以下 | 9%以下 | 9%以下 |
オメガ3脂肪酸 | 1% | 0.90% | 2% |
オメガ6脂肪酸 | 1.80% | 2.80% | 0.90% |
リン | 1% | 1.86% | 1.80% |
カルシウム | 1.40% | 1.42% | 1.20% |
エネルギー (100gあたり) |
361.5kcal | 376kcal | 370Kcal |
モグワンドッグフードはカナガンドッグフード2種類と比較して、タンパク質と脂質が低めになっているのが分かります。特に脂質に関しては、モグワンの10%に対してカナガンは15%とかなり多いです。
少しのご飯でタンパク質や脂質をたっぷり摂らせたい場合にはカナガンの方が優秀です。一方で普段あまり運動が好きではなかったり、食欲が旺盛なワンちゃんなどカロリーオーバーに気を付けている場合にはモグワンの方が安心でしょう。
また、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の量の違いも目立ちます。オメガ3脂肪酸はカナガンドッグフード サーモンが最も多く、オメガ6脂肪酸は同じくカナガンのチキンに多く含まれています。モグワンはどちらもカナガンのチキンとサーモンの間になっていますね。
これらは不足しても摂りすぎても良くないと言われているので、バランスの良いモグワンが一番安心という見方もできます。
- モグワンはタンパク質と脂質が控えめ
- モグワンにはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランス良く含まれている
- カナガンのチキンは脂質とオメガ6脂肪酸が多い
- カナガンのサーモンはタンパク質とオメガ3脂肪酸が多い
3.モグワンとカナガンの価格を比較
モグワン | カナガン チキン | カナガン サーモン | |
---|---|---|---|
価格 | 5,038円 | 5,038円 | 5,038円 |
内容量 | 1.8kg | 2.0kg | 2.0kg |
100gあたりの価格 | 約280円 | 約252円 | 約252円 |
モグワンとカナガンの1袋の値段に違いはありません。ただ、カナガンはモグワンよりも若干内容量が多いため、コスパで言えばカナガンの方が少しだけ有利です。
また、モグワンとカナガンは日本での販売会社が同じためか、同じ定期コースのシステムで購入することができます。割引や送料無料の仕組みも同じなので、先にどちらかを定期購入していた方はスムーズに利用できるでしょう。モグワンとカナガンを両方購入して、同梱してもらうこともできるので、実際にワンちゃんにあげて比較してみたい場合にも便利です。
- モグワンとカナガンの1個の価格は同じ
- 同量ならカナガンの方が安い
4.モグワンとカナガンの開発者を比較
元々ペットショップを経営していたエディー氏が、高品質なドッグフードを作るために設立した会社がカナガンです。そして長年の調査・研究の結果、グレインフリー(穀物不使用)こそがドッグフードにとってベストな選択肢であるという結論に至り、開発されたのが「カナガンドッグフード」。イギリス産の高級ドッグフードとして世界中の愛犬家から愛用されることとなりました。
そんなカナガンのスタッフと日本のレティシアンという輸入会社が共同で開発したのが「モグワンドッグフード」です。モグワンも韓国や香港、インドネシアで販売されていますが、日本向けに開発されたドッグフードなのでより日本のニーズに合っていると考えられます。
- カナガンは元ペットショップ経営者が自ら会社を創設して開発
- モグワンは日本の企業とカナガンスタッフの共同開発
モグワンとカナガンの値段に関しては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
さらに2つのドッグフードの価格を知りたい方は、あわせてご確認ください。

▶カナガンドッグフードの値段を紹介!

5.モグワンとカナガンの取扱国を比較
モグワンとカナガンはどちらも複数の国で販売されていますが、取扱国には違いがあります。モグワンは日本と韓国、香港、インドネシアとアジアの一部地域のみでの販売となっています。一方でカナガンはこれらの地域も含めた、世界45カ国で広く愛用されています。
- モグワンは日本と一部アジアのみでの販売
- カナガンは世界45カ国で広く販売
モグワンとカナガンそれぞれどちらがおすすめか?
ここまでモグワンとカナガンの違いについて比較してきましたが、それを踏まえてそれぞれどんな人におすすめなのか解説します。
モグワンがおすすめな人
- 肉と魚をバランス良く食べさせたい
- 室内飼いなど運動量が少ない
- 健康的な体型を維持したい
モグワンにはチキンとサーモンが両方たっぷりと配合されているので、お肉とお魚の動物性タンパク源を一度に摂取して欲しい方にぴったりです。特に脂質の一種であるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、バランス良く摂ることが大切な栄養素。チキンとサーモンが配合されているモグワンならどちらも過不足なく摂取できます。
また、モグワンはカナガンと比較してタンパク質や脂質の量が控えめな調整です。あまり運動するのが好きではないワンちゃんや、食べるのが大好きなワンちゃんの場合はモグワンの方が向いているでしょう。
モグワンはお肉とお魚を両方食べさせたい方、タンパク質や脂質を控えたい方におすすめのドッグフードです。
以下の記事ではモグワンドッグフード利用者の口コミや評判をまとめているので、更に詳しく知りたい方はご確認ください。
カナガンがおすすめな人
- お肉かお魚のどちらかが特に好み
- 活発な性格で運動するのが大好き
- 少ない食事でたっぷり栄養を摂らせたい
カナガンドッグフードはチキンとサーモンの2種類が用意されています。そのため、お肉が好きなワンちゃんにはチキンを、お魚が好きなワンちゃんにはサーモンを選べます。ワンちゃんの好みや体質に合わせて選べるのはカナガンということになりますね。
また、カナガンはモグワンと比べてタンパク質と脂質が多く含まれています。そのため普段から運動するのが大好きなワンちゃんに、効率的に栄養を補給してもらうことができます。逆に言えば少ない食事量でも十分に栄養を得られるので、食が細いワンちゃんにもカナガンは向いています。
カナガンはお肉かお魚が特に好きなワンちゃんや、タンパク質や脂質をたっぷり摂ってほしい方におすすめのドッグフードです。
以下の記事ではカナガンドッグフード利用者の口コミや評判をまとめているので、更に詳しく知りたい方はご確認ください。
モグワンとカナガンまとめ
モグワンがおすすめ | カナガンがおすすめ |
肉と魚をバランス良く食べさせたい 室内飼いなど運動量が少ない 健康的な体型を維持したい |
お肉かお魚のどちらかが特に好み 活発な性格で運動するのが大好き 少ない食事でたっぷり栄養を摂らせたい |
モグワンとカナガンを比較すると、全体的にバランスが良いのがモグワンで、より特化しているのがカナガンという印象を受けます。
カナガンはお肉メインのチキンとお魚メインのサーモンに分かれているので、ワンちゃんの好みや体質に合わせて選べるというメリットがあります。タンパク質や脂質の含有量も多く、しっかり栄養を摂ってほしい方に向いています。
一方でモグワンはカナガンよりもタンパク質と脂質が控えめなので、あまり運動しない子や、体型を維持させたいワンちゃんにもおすすめです。
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