何らかの事情でABLENET VPSの利用を止める時に、解約の仕方が分からないという方もいるかもしれません。
ここではABLENET VPSの解約方法を解説しています。ABLENET VPSを解約するにはABLEパネル、もしくは解約届により申請する必要があります。
それでは早速それぞれの解約方法について解説していきます。
ABLENET VPSの2つの解約方法
ABLENET VPSの解約を申請するには、ABLEパネルを利用する方法と解約届を送る方法の2つがあります。1つずつ詳しく解説します。
1.ABLEパネルからABLENET VPSを解約
1つ目はABLENET VPS利用者専用のABLEパネルを利用して解約申請を行う方法です。やり方は簡単で、ABLEパネルにログインしたらメニューの「解約申請」をクリック。解約したい契約の解約希望日を選択して「解約申請を行う」ボタンをクリックするだけです。
最短翌月末の解約が可能で、受付が完了すると登録したメールアドレスにその旨が書かれたメールが届くので確認しましょう。簡単ですぐ終わるため、ABLENET VPSを解約するなら基本的にこちらの方法を選ぶと良いでしょう。
2.解約届でABLENET VPSを解約
ABLENET VPSでは解約届を使った申請により解約を行うことも可能です。VPS解約届 (PDFファイル)を印刷し、必要事項を記入してABLENETへ送ります。
解約届の内容と登録情報が一致しなかったり、押印の抜けがあるなど不備があると解約申請が受理されません。解約届を送る前に記入した内容と契約内容をよく確認しましょう。また、複数のVPSを契約していて一部のVPSのみ解約したい場合は、「VPS 識別子(VPS UUID)」を明記する必要があります。解約届は解約希望月の前月末日までに届くようにしましょう。それを過ぎると更に次の月での解約となります。
ABLENET VPS解約の注意点
ABLENET VPSを解約する際に注意しておくべきポイントがいくつかあります。ここではABLENET VPSを解約する時に気をつけるべきことを解説しています。事前に確認をしておくことでトラブルの回避に役立ちます。
支払い済みVPS利用料は返金されない
ABLENET VPSの利用料金は6ヶ月払いか年払いで行います。一方、ABLENET VPSの解約は最短翌月末から行うことが可能となっています。サーバー契約期間が残っている場合でも、すでに支払った金額の内、未使用分が返金されることはない点は留意しておきましょう。
損をしたくない場合はABLENET VPSの契約期間をちゃんと把握して、契約期間の終了に合わせて解約の判断を行うようにすると無駄がありません。
ABLENET VPSは契約期間内の途中解約でも違約金や契約解除料などはかかりませんが、未使用期間の利用料金が返金されない点に注意しましょう。
VPSのデータは消失する
ABLENET VPSを解約すると割り当てられていたVPS自体が削除されることになります。当然その中に保存されていたデータも消失してしまい、ABLENET側で復旧作業を行うこともできません。
解約申請を行う前に確認し、必要なデータがVPSに残っている場合は、事前に退避・保存しておきましょう。
ドメインのみの管理は行っていない
ABLENET VPSではドメインのみの管理は行っていません。ABLENET管理下の独自ドメインがある場合は、「他社への移管」か「廃止」のどちらかを行う必要があります。
ABLENET管理で独自ドメインを運用していて、今後も継続して利用していくつもりなら事前に必要な手続きを行っておきましょう。
ABLENET VPSの解約まとめ
ABLENET VPSの解約方法はABLEパネルか解約届の2つの手段があります。基本的にはABLEパネルにログインして解約申請を行うのが早くて簡単です。
また、ABLENET VPSを解約する前には、支払い済みの料金やデータの扱いなど、いくつか確認しておくべきポイントがあります。損をしたりトラブルに発展しないように、事前の確認は怠らないことが大切です。